転職に有利な資格は?

 先の見えない世の中、転職するならどんな業界・業種がいいのでしょうか? 難関と言われる弁護士も公認会計士も、近年の試験合格者の増加の煽りを受け、就職難の職業と言われるようになりました。せっかく難関の資格試験に合格したのに就職できないなんて、もったいないですね。どうせ勉強するなら、きっちり見返りをもらえる職業に就きたいものです。

 

 土木建設業界で、今一番注目されている資格が土木施工管理技士です。理由は有資格者が少ないから。

 

 国土交通省管轄の国家試験で1級・2級とありありますが、両級とも求人数は多いです。学科と実地がある1級試験の合格率は毎年20%未満となり、実務経験が必要なため勉強すれば誰でも取得できるわけでなく、有資格者の数が需要に追いつかない状態なのです。とくに東日本大震災後の大規模な復興事業にからみ、資格保有者は転職に大変有利となっています。

 

 同じく国土交通省管轄の国家試験、建築施工技術技士も注目されています。公共工事や大規模工事を行う場合、必ず1級建築施工管理技士が必要となるため、被災した東北3県では非常に人手不足のポジションとなります。

 

 その他であれば、経済産業省が認定する電気工事士も取得すると転職に有利です。資格を持たない人は一般用電気工作物・500kW未満の自家用電気工作物の工事に従事することはできないと規定されているため、有資格者は職を得やすいでしょう。

 

 ただし、土木建設業界は政府の方針で公共事業がなくなることもあり、浮き沈みが大きいかもしれません。それでも法律で従事者が規制されるなどのメリットもあります。今回の大震災のような災害が起こると急に仕事が増えるでしょう。興味があればチャレンジしてみるのも良いかもしれませんね。